2010年08月23日

祝!浜松オート2011年以降も存続へ〜

浜松オート2001年初の赤字。そして03、04年の連続赤字(合計4億6千万円)

これをうけて、浜松市は、存廃検討組織を設置

市長諮問の事業検討委員会が「一定期間後の廃止」の答申
市行財政改革推進審議会の委員多数が「平成18年度末の廃止」の提言


期間の違いこそあれ「浜松オートを廃止することが適当である」という話でして

赤字の公営競技に存在の意味は無しと2005年に廃止の危機が・・

しかしながら

奥川支部長は「2年連続赤字とたたかれるが、基金を取り崩しての赤字であって、 税金は一切使っていない。オートは開設以来、800億円を一般会計に繰り入れて きたのに、2億の赤字でオートレース事業検討委は廃止の方向に向いている」と 繰り返し訴えた。
選手会浜松支部が浜松市へ浜松オートレース存続署名を提出しました。

このたびの構造改革により、当会は今年度3割の役職員削減、競走会は統廃合とこれに伴う人員削減を行いました。選手賞金は2割以上カットされ、1割以上の選手が退職し、退職選手のための年金制度も廃止しました。このように多くの血を流すことになる厳しいリストラを実行したのは、オートレースに人生をささげ、生活をかけている者として、何としてもオートレース事業を存続させたかったからにほかなりません。その構造改革がスタートして半年足らずで、しかも収支が黒字化しているにもかかわらず、廃止が議論されることは、本当に残念なことであります。
2005年 浜松オートレースについて(日本小型自動車振興会の意見)


市民の税金から赤字補填をしていない状態。そして、ファン選手の存続活動。
構造改革などで黒字化。経済産業省からのプレッシャー 廃止するとしても、何十億円の廃止公費がかかるわけで

つまりいうなら

6場しかないオートレース場。浜松だけの話ではなくオートレース業界全てに係わる問題です。浜松市がやる気がないのなら、浜松オートの経営を任せて下さい。経営リスクはすべて負い、浜松市にはご迷惑をおかけしません。たとえ撤退にいたった場合でも、撤退コストは下がることはあっても上がることはありません。 

ということがあり、北脇市長の判断(独断)で5年間の存続は決まりまして

北脇市長


2006年4月から日本トーター
市への収益保証は毎年度、売り上げの0・6%以上(最低保証額8000万円)で、
関連基金は毎年度2億円と売り上げの0・4%以上を積み立てる。
新年度は5、6月に、1億1000万円をかけてオート場の競走路を改修する。
老朽化した特別観覧席は1億1600万円をかけて撤去する。

浜松市はリスクを負わない契約をし、浜松オートの5年間存続が決まりましたが、

5年間の委託で内部留保を積み増す望みがあること、選手や従業員、地権者の今後の身の振り方や跡地利用について、検討する時間ができることなどから、「委託を了とする」との意見が大勢を占めた。一方「問題の先送りという気がする」「(受託企業が)途中でやめた、と撤退しては困る」などとクギを刺す声も根強く、了承にあたって、(1)税金投入の禁止(2)受託企業の確実な契約履行と責任明確化(3)日本小型自動車振興会への交付金減額の要望―の条件を提示した。

2010年で契約終了。さぁ更新するか?でしたが

選手会ファンもある意味ホッとした。「市財政へ安定的貢献が出来れば5年後の事業継続を」。と5年後も存続の可能性がある。市長会見でございましたが

2005年9月15日中日新聞の記事
市によると、事業存続の場合は競争路改修費や平成23年度以降に予定する耐震補強費、空調設備改修費など約42億2000万円がかかる見込み。一方、廃止した 場合は従業員の退職金や建物解体費など約8億3000万円がかかる。仮に跡地を 公園整備した場合は約12億5000万円が別途必要になるという。

「耐震補強費、空調設備改修費など」費用42億は、さすがに言い過ぎだと思いますが・・

そして、2005年の12月16日のこの記事
浜松オート廃止、市長意向
浜松市の北脇保之市長が浜松オートレース事業を廃止する意向を固めたことが16日、分かった。廃止時期は一定期間、民間委託をした後にする考え。5年前後の案が有力だが、19日、庁内最終調整や関係者と協議した上で決め、20日以降に来年度以後の方針を正式表明する見通し。早期廃止ではなく、民間委託を経て一定期間を置くことで、関係者の大きな混乱を回避したい考え。 浜松オートをめぐっては市長諮問の事業検討委員会が「一定期間後の廃止」を、市行財政改革推進審議会の委員多数が「平成18年度末の廃止」をそれぞれ答申、提言していた。


基本方針は廃止前提の精算費用(施設の償却、選手への補償等)と時間を作るための継続。

そして、5年間の存続判断を決断した市長が、浜松市のドンの逆鱗に触れ、市長選に落選という事態に・・・

2007年04月10日

市長が変わり、廃止前提(5年間だけ民間企業に委託耐震工事関連のスタンド建て直し期限をもって廃止)の流れに戻り・・
構造改革など関係者の努力で黒字でも、また民間委託してリスクは負わないけど
あ〜2010年度での廃止は確定的だな・・・浜松市にやる気は感じられないし・・明るい未来は見えませんでして・・

残り5年悔いないように浜松オートを楽しむか・・・といった思いの私でしたが

しかしながら、この民間委託4年間黒字経営。期待する私がいたわけです。

オートレース事業は03年度から2年連続で赤字を計上。05年度から黒字経営に復帰し、 06年度から民間企業に運営を委託した。本年度は約4億円の黒字を予想し、委託契約の切れる10年度末で約27億円の留保資金を見込む。 存続となった場合、留保資金の一部は走路改修やメーンスタンドの耐震・建て替えなどに、廃止では清算費用に充てられる予定

日本トーターの全てを評価するつもりはありませんが、涙なしでは語れない努力の数々これは非常に評価しております。
浜松オートPresents ☆★Bun! Bun! Hamamatsu Auto★☆ 〜Bun!はま〜

そして、5年間の包括的民間委託契約が2010年度末で満了
更新するかの浜松市の判断は今年度前半に判断されると報道がありまして

浜松市議定例会2010年3月10日
浜松オートの存廃判断を10年度前半に 
【静岡】浜松市オートレース場存廃 上半期に方向性(7/30)
http://www.kentsu.co.jp/shizuoka/news/p03012.html

本来なら、黒字で廃止する理由はないのですが・・なんせ浜松市
9月のSGが最後の参戦かな・・・とある意味覚悟していましたが

2010年8月23日の静岡新聞の1面に、

「浜松オート存続決定」。の記事がそしてWEBにも掲載

浜松オートの存続決定 市、資金確保可能と判断
5年前に「行革」の対象となり、本年度中に存続か廃止かを最終判断することになっていた浜松市のオートレース事業について、市は22日までに事業を存続させることを決めた。庁内組織で検討を重ね、現在の運営の枠組みを維持することで資金確保が可能と判断した。地域経済や全国の他のオートレース場への影響も考慮したとみられる。

浜松市のオートレース事業
2001年の初の赤字と03、04年の連続赤字(合計4億6千万円)を受けて第三者委員会と行革審が廃止を提言。選手会が存続を求める署名簿を提出する動きに発展し、市は06年から公営競技システム管理の企業「日本トーター」に運営委託することで5年間の事業継続を決めた。契約が終了する本年度は約4億円の黒字を見込み、剰余金に当たる留保資金は約27億円に上る見通し。約700人の雇用と年間40億〜50億円の経済効果があると試算される。
静岡新聞8月23日より (cache)


他のソースはまだありませんが、来年度の存続確定と考えてよろしいでしょう
来年度以降の存続は決まっても、色々厳しい状況のオートレース業界ですから・・もちろん安泰とはしてられませんし、船橋は?ですが・・

とりあえず、オートレースファンとしては、今日は祝杯と思っているわけです。

8/24報知 浜松オート存続へ 明日市委員会で報告11月にも決定

24

追記(2010年8月26日)
浜松市:オートレース存続 民間委託を2年延長 /静岡
浜松市は25日、オートレース事業を当面存続する方針を決めた。同日の市議会環境経済委員会に報告した。市行財政改革推進審議会から廃止の提言を受けていたが、10年度末で契約が切れる包括的民間委託を延長する。

オートレース業界への交付金見直しを検討している国の動向をにらみ延長期間は2年とし、長期契約を結ぶかどうか、状況をみて改めて判断する考え。

民間委託を始めた06年度以降、毎年度平均4億円の黒字を出し、今年度末に内部留保資金が約27億円になる見込み。このうち18億円で走路の改修やスタンドの耐震化工事を行う。また、01年度以降途絶えていた市の一般会計への繰り出しも11年度から再開する。

オートレース事業は03、04年と連続して計約4億円の赤字を出し、第1次行革審が05年12月に廃止を勧告。市は5年間の包括的民間委託を導入し、10年に市財政に貢献できる見通しが立たない場合、廃止を決めていた
毎日新聞 2010年8月26日 地方版

浜松オート存続 若年層、女性ファン獲得課題
浜松市は25日の市議会環境経済委員会で、本年度中に存廃の最終判断することになっていたオートレース事業を存続させることを正式に報告した。同事業は2006〜09年度の収支で黒字を確保。今後も一定の収益が見込めることや、年間40億〜50億円とされる地域経済への波及効果、約700人の雇用創出効果などを考慮し、存続を決めた。同事業は06年度から民間委託を導入し、公営競技システム管理「日本トーター」(東京都)と5年契約を結んでいる。浜松オートレース場(同市中区)での売上の1%と2億円の収益保証金を市が受け取る契約条件により、市は毎年約3億5千万円の黒字を確保している。市側の内部留保金は本年度末までに27億円となる見込み。このうち15年度までに、老朽化が進む同レース場内のスタンドの建て替えや走路の改修などに約15億円を充てる予定。 市は予定される国の制度改革などを見極めるために、同社との契約を来年度からひとまず2年間延長する。その後、現行通り毎年約3億5千万円の収益保証を条件に運営業者を選び、長期契約を結ぶ方針。 ただ、レースファンの高齢化により、同レース場の昨年度入場者数は前年度の98・5%と、減少傾向にある。委員会で市は若年層や女性客の取り込みを課題に挙げた。委員からも「若年層はレースに興味がなく、事業はいずれ下火になる。スムーズに廃止できる準備も考えるべき」などの意見が挙がった。同事業は01、03、04年度決算で赤字を計上し、05年に行財政改革推進審議会が「廃止が妥当」と提言。市は5年後の10年度に存廃を判断することにしていた。
静岡新聞 > 地域 > 地域ニュース・西部:2010/08/26

オートレース場の継続について
記者: 先日、オートレース場が継続という形になりましたが、結果についての市長の考えを教えてください。
市長:  当面継続ということです。私の中でははっきりしていまして、まず、市から還元できるということと、走路改修や施設改修といったことが持ち出しでなくてもきちんとできるということ。今そうした内部留保が随分たまってきていますし、今後その内部留保で十分やっていけるという見通しが立ちましたので。 もう一つは、今オートレース事業は6場体制であり、これを崩すとオートレース事業全体が終わってしまうことになるので、今のところ、市に対する貢献もできることですし、当面継続していくことになります。 もちろん、例えば赤字になってしまうとか、市が何か負担しなくてはいけないというようなことになれば、そこで廃止を含めて考えるということになろうかと思います。

記者: では、これは喜ばしい継続なのか、それともやむを得ない継続ですか。
市長: どちらでもないです。ただ、関係者の方々には非常にご尽力をいただいたし、6場全体の取り組みも前向きに取り組むということで、そういうものは私は評価をしたいです。それから、国もこれからかなり大幅に構造改革をやってくると思いますが、その影響はプラスに転じますので、今の状況で十分継続できるという中で、今後さらに状況がよくなれば、それはそれでプラスに評価をしていきたいと思います。
はままつ市長の部屋:8月定例記者会見  より

 
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この記事へのコメント
すごいビッグニュースではないですか!

私も来年3月で……と、覚悟していましたが、黒字に転じていたんですね >やるじゃんトーター。

ささやかながら、今夜は祝杯をあげたいと思います。いいニュースをありがとうございます。
Posted by よが at 2010年08月23日 18:57
嬉しい情報ありがとうございます。浜松の存続なによりです。私は下戸ですが、今日は缶ビール一本だけ飲みます。para080さんと同じで私もオートレースファンです。バブル崩壊頃から減ったオート人口、一昔前の活気が戻ればどれだけ嬉しいかわかりません。公営ギャンブルでオートが一番面白いと思ってる方はたくさんいるはずですよね。まずは一安心です。
Posted by ジョナ at 2010年08月23日 21:27
赤字ならともかく、民間委託後は利益を出しているのに廃止とは納得いかない…と思ってましたがこの決着を見てホッとしてます。選手会の地道な努力も実ったといったところでしょうか。 ただ、まだ走路改修やスタンドの耐震工事等問題は多々ありますがとりあえずは存続決定で本当に良かったです。 オートファンとして、この結論が他場にも良い影響を与える事ができればいいなぁと思います。
Posted by 曳馬 at 2010年08月23日 21:32
正直、黒字でも・・と思っていましたので非常にありがたい事です。

5年前の日動振の

「オートレースに人生をささげ、生活をかけている者として、何としてもオートレース事業を存続させたかったからにほかなりません。」

の言葉に今でも胸が熱くなる私がおります。

正式決定は11月になるそうですので、まだまだ安心できないのかも知れませんが、いい方向で動いているのは間違いありませんので・・
Posted by para080 at 2010年08月24日 07:32
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